平成15年度ふれあいコンサート
第2部
 第2部はピアノの中島さんを含めたカルテット演奏。曲はブラームス「ピアノ四重奏曲第1番」
 観客の皆さんもコンサートをよくご存知のようで、「これを待ってました」と言わんばかり。会場は先程までの休憩時間が嘘のように静まりかえります。
 いよいよ演奏開始。やはり一人一人の演奏にも増して、カルテットでの演奏は華やかさがあり、音にも迫力があります。
 時折、演奏者間でアイコンタクトを取りながら、微妙なテンポ、音の強弱を調整しているように見えました。さすがは超一流。目と目で分かり合えるんですね。
 ピアノは譜面をめくる専門の人がいたのですが、他の弦楽器にはいません。それぞれが自分の演奏の合間にサッとめくっていました。めくるタイミングもまちまち。同じ曲でも、全く同じ譜面を見ているわけではないのかもしれません。
 1時間余りのブラームス演奏。観客の中には心地よい音色とともに、心地よい眠りをされている姿もちらほら…。それほど安らげる音色、癒しの音楽を聞かせてくれました。
 演奏終了時にはこの日一番の拍手喝采。演奏者の方々も会場の興奮と熱気に、思わず笑顔がこぼれていました。
 会場は「アンコール」の拍手が鳴り止みません。
 演奏者の方も拍手に後押しされて再度登場。第1部ではソロ演奏がなくその声を聞くことが出来なかったピアノの中島さん。ヴァイオリンの大森さんが「みなさん、後ろの美しいピアノ演奏者の声を是非聞きたいと思っているのでは???」と、中島さんにマイクを手渡します。中島さんは少し照れながら「みなさんは聞きたくないと思っているのでは?(笑)」と、ピアノの音色同様、美しい声を披露してくれました。
 アンコール曲は誰もが知っている童謡「赤とんぼ」
 クラシックで赤とんぼを聞くのは初めての方が多かったのではないでしょうか。小さく歌詞を口ずさむ方も見られました。
 アンコール曲は大好評だったようです。会場を後にされる皆さんも、とても優しい表情になっていました。
 これにて平成15年度J−POWERふれあいコンサートは全て終了。
 笑顔で「ありがとう!」、そんな言葉を帰りがけにかけてもらえただけで、スタッフの疲れは一気に吹っ飛びます。
 また、たくさんの方々にアンケートのご協力を頂きました。皆さんから頂いた貴重なご意見は、今後開催されるコンサートで参考にさせて頂きます。
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