ふぁーまーず通信 11  自然薯(ジネンジョ)栽培物語

 
 2007年の秋に、自然薯(ジネンジョ)堀ツアーに行った方から「むかご」をいただきました。
 翌日、紙コップの底に穴を開け、土と「むかご」入れて、自分の部屋で育ててみました。
 その時は、菜園を始めて数ヶ月であり、「むかご」から
自然薯を栽培することを本気で考えていた訳では無く、「むかご」から芽が出るのを見てみたいと思ってのこと。

 ほとんどの「むかご」は、腐ってしまったのですが、奇跡的に芽を出したものがあったので、
自然薯の栽培を試みることにしました。
 2008年3月の桜が開花した時期でした。
自然薯って掘出すのが大変ですよね!  栽培なんか果たして出来るのか?
自然薯って何よ?(長文なので面倒な人は読まないで!)

ヤマノイモは、ヤマノイモヤマノイモ属であり、日本原産の野生種である。 別名・ジネンジョ(自然薯)
・栽培されている長芋やイチョウ芋、大和芋などの総称を
ヤマイモと呼ぶこともあるが、これらは中国から伝来したものであり、ヤマイモ属である。(遺伝子の数も違うとか!)
自然薯の大きな特色は、良質の澱粉質に加え、アミラーゼなどの酵素がたくさん含まれ、食べたものを速やかに消化吸収する作用がある。
・また、カルシウム、鉄分、リン等のミネラルやビタミン類も豊富で、
新陳代謝や細胞の増殖機能を促進、疲労回復、成人病ガンや糖尿病予防にも効果があると言われている。
・古来より
精のつく滋養強壮食として一般に用いられてきた他、漢方薬でも珍重されてきた。
・最近になって自然薯にだけ含まれるディオスゲニンと言う物質が、
若さの維持やホルモンバランスに関係しているDHEAを増やす役割があるということも分かってきたとか。
・元来は野生の植物であり、野山へ行って掘ってくるものだった。
1mを超える長さのものもあり、先端まで掘出すには忍耐と根気が必要である。
・すりおろして
とろろにする調理法が代表的。長芋と比較すると粘り気が強く、普通にすりおろしただけでは餅のようになるため、出汁などを加えてのばす方法が一般的である。

 自分としては、考え工夫し栽培してきた
自然薯ですが、3年目以降は少し手抜きになっていたようです。
 来年は、
最長記録更新を狙います!

1.自然薯の栽培方法
・元来は野生の植物である自然薯ですが、現在は様々な方法で栽培が行われているようです。

・あまり費用が掛からない方法を検討した結果、
雨どいを使用した栽培を行うこととしました。

雨どいは、3m60cmの長さのものを3分割して使っています。(ホームセンターで購入)

・水平から20度程度の角度をつけて、複数の
雨どいを埋める。(角度が大きいと穴掘り作業が大変!)

・図中の
雨どいは、カラフルな色ですが、実際は地味な茶色系の一色です。

2.これまで栽培の状況
@2008年度の状況(初めての栽培)
の状況:2008年7月20日】 の状況:2008年9月23日】
・雑草が茂っており解り難いでしょうか?
・畑の端でこじんまり栽培していました。
・4月初旬に、芽が出た
むかご6個植えました。
・秋になって葉が枯れかかって来ました。
・思った以上にツルは這い回りませんでした。
・この時は、収穫に大きな期待はしていませんでした。
奇跡か!結構大きいかも!:2008年12月6日 成功率83%:2008年12月6日
・12月初旬に掘出しました。
・ツルの這い回り状況から考えると
奇跡的な大きさか?
・この年は、
雨どいを紐(ヒモ)で縛っていました。
 あまり意味が、なさそうだったので2年目以降は省略。
6個植えたのですが、成功5、失敗1でした。
雨どいの長さと比べると、自然薯は短すぎるでしょうか?
(雨どい120cm : 自然薯35〜40cm)
むかごからの栽培では、この程度が限界か?
A2009年度の状況(2年目の本格栽培の状況)
・前年度に収穫した、
小さい自然薯を種芋として取っておいたので、種芋から栽培します。
【斜面を作り雨どいをセットする!:2009年5月中旬】 【重ねて雨どいをセットする!:2009年5月中旬】
・畝の中心から少しズラした位置に、溝を掘り斜面を作る。
・斜面に
雨どいを置き、腐葉土を混ぜた土を被せる。
・写真は、一列目 6個目の雨どいを設置している状況!
・このように斜めに重ねて設置して行きます。
【2列目は逆方向に!:2009年5月中旬】 【来年の種芋栽培:2009年5月中旬】
・写真は、二列目 1個目の雨どいを設置している状況!
・反対側に斜面を作り、同様に重ねて設置して行きます。
・次年度用の種芋は、プランターや花壇で栽培します。
【この年は2畝で栽培した:2009年5月中旬】 【4月に植えつけた分:2009年5月中旬】
・左の畝が、4月に植えつけた自然薯です。
・右の畝は、植えつけ直後の
自然薯です。(5月植付け)
・一ヶ月で、この程度ツルが伸びます。
【4月に植えつけた自然薯:2010年1月12日】 【最長記録 約100cm:2010年1月12日】
・奥の自然薯は、84cmでした。
・写真の手前のような
イビツな形になるものもあります。
・4月植えの方が、大きい芋が多かったです。
・これまで栽培した自然薯で、最長のものです。
・種芋が大きい方が、大きな
自然薯になりやすいようです。
・栽培数21に対して19箇所より収穫!(
成功率90%
B2010年度の状況(3年目の状況)
 
植付け時期に腰痛が発生し、腰と相談しながらの栽培となった。
【雨どい無しで植えてみた:2010年5月6日】 【例年と同じ植え方:2010年5月中旬】
・ひどい腰痛に見舞われたため、雨どい未設置で植えました。
・種芋を直接植えています。(10日たっても芽が出ません)
・網も片面だけしか張っていません。
・腰の調子が比較的良い時に、雨どい入りの畝を作りました。
・種芋は、芽吹いたものを植えます。(例年通りの方法)
・植付け時期は、1ヶ月ほど遅いですね。(最長記録は期待できない)
【雨どい無しで植えてみた:2010年5月20日】 【例年と同じ植え方:2010年5月20日】
・植付けから10日を過ぎた頃に芽が出てきました。
・これ以降の写真は残っていませんでした。
・収穫物の形状は、文章表現が困難なほどイビツです。
(団子状やグローブ状など多様)
・芽吹いてから植えるため順調に成長します。
・これ以降の写真は残っていませんでした。
・栽培数9に対して8箇所より収穫!(
成功率89%
・長さは、40〜70cm程度でした。
C2011年度の状況(4年目の状況)
 昨年以上に手抜き栽培でした。 
雨どい栽培で収穫0とは・・・・全て来年の種芋となります。トホホ・・・
雨どい栽培:2011年6月10日】 雨どい栽培:2011年7月4日】
・初めて菜園北側に植えました。
(植付け数6と、かなり縮小)
・銀色の防虫マルチシートを使用した。
・ネット(網)は、掛けないでツルを真っ直ぐ伸ばします。
・7月中は、順調に成長しておりました。
・その後の虫の被害か?
 掘り出す前には葉が1枚もナッシング!
・いつからか? あまり注意して見ていませんでした。
雨どい栽培:2011年10月29日】 雨どい栽培:2011年10月29日】
・期待薄の状況の中、I上くんが掘り出します。
・昨年の
自然薯掘りで、味を覚えて、今年も来てくれました。
・土が乾燥気味です! そういえば水もあまりやっていないかも。
苦笑いの横顔・・・・・ 右手に持つのは、棒切れorゴボウ・・・?
・結局、雨どい栽培したもの全てが、この程度の大きさでした。
・原因は、いろいろと思い当たりますね!(書きませんが・・)
雨どい無し栽培の箇所:2011年10月29日】 雨どい無し栽培の箇所を掘ります:2011年10月29日】
・今回、ネットを天井に張り、ツルを這わせて見ました。
・来年以降も、この方式にします。(利点が多い)
・さて、雨どい無し箇所の自然薯掘りです。
・掘り手は、またも
I上くん
・先ずはシャベルで広めに掘り下げて行きます。
雨どい無し栽培の箇所を掘ります:2011年10月29日】 雨どい無し栽培の箇所を掘ります:2011年10月29日】
・予想以上に、大きい自然薯だったようで周辺を拡張する。
・せっかちな人は、この掘り方になりがち!
・不気味な形状の自然薯が見えてきました。
・でもまだこれは氷山の一角でした。
雨どい無し栽培の箇所から掘出しました:2011年10月29日】
・掘出し直後の写真です! デカ!
・達成感,満足感,心地よい疲労感が混じった表情か!
・少しだけ、
市原隼人さんを彷彿させる笑顔!(褒め過ぎか?)
・水洗い後です。
・タコ足がからんだ状態? ワーム?
・この日、大活躍の
T上くんでした。
Dおまけ
雨どいは穴を開けて使用します:2011年11月1日】
自然薯栽培に、使用する雨どいです。
・ホームセンターで、長さ1.2メートルに切って貰いました。
雨どいには小さい穴を開けています。(電動ドリル使用)
なぜ穴が必要なのか?
・明確な理由は無いのですが、最初の栽培から
穴あけしています。
次回の予告
●ふぁーまーずの近況(仮名):11月下旬に掲載予定


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